2021ワールドカンファレンス報告会 9月のテーマは「IT&DX」

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2021年IABCワールドカンファレンス報告会シリーズの第2回は、IT・DXのテーマから2つのセッションを、IABCジャパン理事の池田勝彦が報告します。
まずは"Leading With Values — The Internet of Behaviors (IoB) and AI," 「AIと行動予測―価値観を持って自らリードする」と題したセッションで、IABC Trend Watch Task Forceの代表であるJoanne Henry さんらが登壇しました。コミュニケーション分野でもAIは切り離せない存在となっていますが、その功罪について説明しています。


ガートナー社の予測によれば2020年、インターネット上のコンテンツのうち40%がAIによって作成されています。2年前の20%から倍増しています。

エクスターナルコミュニケーションの領域では、特にマーケティン分野で影響が強いです。瞬時のデータ収集と分析により、テキストマイニング、自動応答、ソーシャル・リスニングに威力を発揮、セールス部門の価格設定やプロモーション、カスタマーサービス、リード生成に素早い対応が可能になりました。
マーケティングにとっては明らかに好機ですが、一方でバランス感覚を持つ人間がリードすることが欠かせないとHenry さんらは強調しています。

PR対外広報部門でも、AIとIoB分析が用いられています。テキストや声のトーンで顧客の共感度を分析し、ブランドマネジメントに活かされています。また、メディアリレーションでは、記者の行動が分析されていて, PRophnetなどの新しいプラットフォームは、特定のプレスリリースがどの記者に取り上げられる可能性があるか瞬時にスコア化されます。

AIによるソーシャルメディアのモニターと感情分析は、危機管理広報に用いられています。炎上問題の火種を早期に感知して、いち早く火消しに回ることが可能です。日本はともかく、海外の政府・高官庁では積極的に取り入れられています。その一方でプライバシーの侵害が指摘され、逆効果を招く恐れもあります。
コミュニケーション担当者として組織をリードして、倫理的判断に則して、責任あるAIやデータの使用に関するポリシーを策定する必要がありますと結んでいます。

 

続いて2つ目のセッションは、毎年新しいテクノロジーを取り上げているShel Holtzさんです。”IT’S ABOUT TIME TO LIVE STREAM!”「ライブ配信の時が来た」という演題です。今や8割以上の消費者が、SNSの投稿記事よりもライブ配信動画を好むと回答しています。

対外的な企業の発表、製品発表、顧客サポート、ニュース、インタビュー、チュートリアルなどた多様な内容です。
インターナルコミュニケーションにも利用されていて、イベント、発表、施設見学、新入社員教育、面接やお楽しみの内容もあります。
実際にどうやるのか、おすすめの機材や配信プラットフォームも紹介しています。最先端のソフトウエアにも注目です。

 

IABCの会員以外の方でも、興味をお持ちいただける方は歓迎します。どうぞお誘いあわせの上、ご参加ください。

開催概要

  • 日時:2021年9月28日(火)18:00開始~18:30終了予定
    ※18:30~19:00までZoomのブレークアウトセッションを用いて、質疑応答、ネットワーキング、情報交換の場を用意しています。お時間に余裕のある方はどうぞご出席ください。
  • 形式:Zoomを用いたオンライン開催
    ※カメラオフでの参加となりますので、ご自宅や職場からご視聴ください。
  • プレゼンテーター:池田勝彦・株式会社ソフィア 動画ディレクター、IABC日本支部理事
  • 参加費:
    IABC会員、非会員ともに無料
    申込期限:9月24日(金)12:00

参加申込方法

以下のフォームからお申し込みください。

    ■お名前 / Your Name (必須)

    ■メールアドレス/ E-mail Address (必須)

    ■ご勤務先・団体名 / Company Name (必須)

    ■連絡事項/ Inquiry

    今年のワールドカンファレンス報告会は全5回開催予定です。
    第1回:8月30日(月)18:00 テーマ WC基調講演より(★終了 参加者限定でVTR提供中)
    第2回:9月28日(火)18:00 テーマ IT及びDX
    第3回:10月下旬 テーマ インターナルコミュニケーション経営
    第4回:11月未定 テーマ ESG、SDGsとコミュニケーション
    第5回:12月未定 テーマ 総集編、ロシアと日本の政策比較~エンド・イヤー・パーティを兼ねて