8月2日:2011年IABCワールド・カン ファレンスの報告会レポート2

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続いてカンファレンスの報告に移ります。

今年のワールドカンファレンスのテーマですが、
2008「エンゲージメント(ソーシャルメディア)」
2009「リーダーシップ」
2010「アウトプットからアウトカム。サスティナブル、ソーシャルレスポンシビ リティ。」
と時代に即したテーマを捉えるIABCの今年のテーマは
「ニューノーマル(新しい標準)」
というものでした。

毎年キーノートスピーチはユニークなゲストが登場します。
今年はニュージーランドでコアラの保護を通じて環境保護活動を展開している方、アフリカや中国の実情調査を通じて女性の人権問題を訴えるジャーナリスト、GEなど大手企業の経営者のパーソナルコーチを務める方など、多彩なゲストのスピーチやプレゼンテーションを聞くことができました。その中でも印象に残ったのは若き神経学者、ジ ナ・レーラーさんによる
「一流のプロは論理脳ではなく、感情脳で決断する」というものが印象的でした。
https://iabc.jp/2011/06/27/861/
また、他に参加したセッションの紹介とともに、自身としても日本における震災(ク ライシス)時の自律的なコミュニケーションネットワークのあり方など、日本人とし て初めて行ったプレゼンテーションの様子も紹介されました。

モデレーターはソーシャルメディア活用などで有名なシェル・ホルツ氏


相当緊張しました。

まとめとして、日本でビジネスコミュニケーターが活用できるヒントとしては、

経営者の孤独の解消。
組織の障壁を取り除く役割。
キーワードとしての人間味や直感・感情。

こんなものが上がってきました。

さて、ここからは同行したメンバーからの報告です。