あなたのキャリアブランドを変えるにはLinkedInを使いなさい

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201661日 チャック ゴーセ

私が最初にLinkedInに登録したのは2007年6月12日でした。その年の後半になって、私は大きな転職をした。LinkedInがなかったら、そのように簡単にはいかなかっただろう。その時、私はロールスロイス社のインターナルコミュニケーションのマネジャーだった。私はその時も今でもインターナルコミュニケーションが大好きだ。しかし私は変わる準備ができていた。私は退職してテクノロジー会社に転職、以来振り返っていない。

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LinkedInに単にアカウントを持っている(ほとんどのプロフェッショナルがそうしている)のと、その利点を活用しているのとでは大きな違いがある。とても驚くほど素晴らしいソーシャル・ネットワークに発展しいているのだ。私が使っている主なソーシャル・ネットワークは、LinkedIn、Twitter、Facebook、そしてInstagramだが、LinkedInが私のキャリアのスタート時点から存在していればよかったのにと思う。もしあなたが何らかの理由で転職をしようとしているならば、LinkedInは大きな資産であり、あなたの味方になってくれるだろう。どうやるかは、以下の通りです。

Googleで自分の名前を検索せよ

ここから始めよう。ブラウザを立ち上げて匿名モードにします。これであなたは、ある種見知らぬ人として検索できるようになり、過去の検索や行動を考慮に入れない正直な検索結果が得られるのです。次に、自分の名前を検索します。
もしあなたの名前がありふれているなら、運がないかもしれない。だけどもしユニークな名前なら、あなたのLinkedInプロフィールがトップに掲載されてくると保証します。私もNo.1です。これは貴重なことでもあるし、恐ろしくもあります。貴重というのは、あなたが見つかるからであり、怖いというのも、あなたが見つかるからです。

LinkedInで発行する

転職のための調査を始めるには、そのことについて書くことから始めるよりいい方法は他にないと思う。しかしずっと長い間、LinkedInは短いアップデートか記事へのリンクしかユーザーに許さなかった。役には立つものの、それほど深いものではなかった。だがLinkedInが”インフルエンサー”プログラムを開始すると間もなく、すべてのユーザーに発行するためのプラットフォームを開放したのだった。
自分のブログを作ることに興味が無かった人達にとって、これは自分の考えやアイデアを自分のプロフィールに永久にリンクさせる素晴らしい機会を提供したのだ。私は自分のLinkedInの著者ページを、自分のTwitterの経歴とリンクしてシェアしている。しかし、すでにブログを開設している人にとっても、LinkedInの発行を活用してコンテンツを新たな聴衆に向けて再利用することができる。LinkedInで書いたコンテンツは検索可能となり、そのサイトはより多くの分析をレポート機能に追加してくれる。

LinkedIn パルス

LinkedInは2013年にPulseを購入し、その直後にサイト上の主要なニュース収集・発行サービスとして統合した。Pulseは、今でも単独でモバイルアプリとして使うことができるが、サイトにいるまま新しいコンテンツを見つけられるのは素晴らしい。多くの人は、発行し、発行し、発行し続ける必要性を感じている。しかしその一方、聞いて、聞いて、聞き続けることも重要である。Pulseはコンテンツの出典を出元の発行プラットフォームからだけでなく第3者のコンテンツサイトからも明示する。あなたは業界のニュースに詳しくありたいですか? Pulseはそれをするのにとても良い方法です。

LinkedInグループ

グループは評判がすこぶる悪い。恐らくそれはもっともなことだが、ユーザーは1回の酷い体験でグループを見限るに早過ぎると私は思う。業界によるし、何を変えようとしているかによるが、グループは、新しいコンテンツや会話、コネクションへのアクセスを提供してくれる。あるグループがあなたの目的に役立たないならば、立ち去ることは恥ずかしくない。でも少なくてもあと1回チャンスを与えて欲しい。
あなたの職業、住所あるいは属しているソーシャル・コミュニティーに応じてグループに参加してみよう。LinkedInの検索機能でこれらを探すのは簡単であるし、いつも提示してくれます。グループでアクティブで居続けるためには、eメール通知を受け取ることをお勧めします。頻度は設定できます。私は週1回が気に入っています。それくらいが、圧倒されない程度に精通するのに充分です。eメールを精読してあなたのグループにその週に何か興味のあることはないかみてみましょう。

LinkedIn プロフィール

いかにプロフィールをベストなものにするかについては、アイデアをシェアする記事が山ほどあります。検索に関するポイントを思い出してください。プロフィールは常にアップデートされていることが大切です。写真はナイスなものを。正直であること。しかし他のコネクションの人達のプロフィールも見てください。何か好きなものはありませんか。プロフィールにどうやってデータを織り交ぜているか、あるいは特定のプロジェクトをどのように記述しているか。そのコンセプトをコピーしてあなた自身のプロフィールに加えてみましょう。
あなたのプロフィールが常に時流に乗っていて興味あるものであるために、1カ月に1回リマンドするようにカレンダーをセットして自身のプロフィールを見直すようにしましょう。サイトでアクティブでありながら自分のものを見直さないこともありえます。このリマインダーは見直すきっかけになりえます。

LinkedInのエンドースメント(太鼓判)と推薦

エンドースメント(太鼓判)に関して人々が困惑することを知っています。これが私のアドバイスです。困惑しないことです。それは単にエンドースメントです。もし自分が持っていないスキルにエンドースメントを受け取ることが気になるならば、プロフィールからこれらのスキルを削除することができます。同様に、もしエンドースされたいスキルがあるならば追加しましょう。私が思うに、エンドースメントは、ゾンビのようなものです。それ自体は、何も害はありません。しかし沢山集まってくると人から注意を引くことになります。
推薦もプロフィールにあると素晴らしいです。あなたが一緒に仕事をして尊敬する人に推薦をお願いすることは恥じることではありません。頼まれないのに推薦を与えることも素晴らしいと私は思います。しかし、自動的に折り返しで推薦をもらえると期待してはいけません。そしてもしあなたが推薦を受け取ったら、推薦を返すことを義務だと思わないことです。推薦はあなたのキャリアにとって、役に立つ、長期に渡る証明書のようなものです。

LinkedIn 検索

LinkedInにログインすると、あなた自身で見ようとしているコンテンツを見るだけで時間が過ぎてしまう。多くのことが掲載されている。しかし、LinkedInの検索は実は大変役に立ちます。簡単な言葉を打ち込むだけで、その言葉に関係するすべてのものを見つけ出すことができます:人物、仕事、グループ、記事等。検索ツール以上のものであって、それは新しいコンテンツとアイデアを発見するツールなのです。ですから、サイトがあなたに提示するものだけを見ていてはいけません。検索機能を使って新しいものを見つけましょう。

LinkedInのランク

ランク機能があることを知っていましたか。アカウントのタイプに応じて、以下の3つのカテゴリの内、どこにランクされるか見ることができます:会社、あなたのようなプロフェッショナル、そしてすべてのネットワーク。なぜこれが役立つか。まずそれは、なぜ他人のプロフィールのほうがあなたのものより見られているか比較する方法を与えてくれます。ランキングの変化を見ることもできますので、上昇しているか下降しているか分かります。私の場合、LinkedIn上に3500人以上のネットワークを持っています。
私が最も興味深いのは、私のネットワーク上で私のプロフィールの閲覧数がどこにランクされるかということです。私は、最高25位から50位の間にいます。「部屋の中で一番賢い人にはなりたくない」 と人々は言うでしょう。私の意見としては、自分のネットワークの中で最も閲覧されるプロフィールにはなりたくないものです。なぜなら、もしそうだとすると、正しい人々とコネクションを持っていることにならないからです。

アクティブであり続けなさい

LinkedInを見る時間がないと人々はいつもそう言います。これは真実ではありません。彼らはLinkedInを見る時間を作っていないだけです。Twitterと同様に、LinkedInから得られるものはあなたがそこに書き込んだものに応じてです。もしあなたが転職をするところならば、LinkedInは現在もこれから将来も多くのことを提供してくれるでしょう。今日あなたが築くネットワークがあなたの未来を手助けするのです。
2007年6月、8年近く前を振り返ると、当時の私のネットワークは、今日のものとは全く違ったものに見えます。変わりました。私も同様に変わったのです。

チャック ゴーセ

チャック・ゴーセは、STRATACACHE社のコーポレート・コミュニケーション担当VPで主題に関する専門家、15年間でマーケティング、コーポレート・コミュニケーション、そして営業を経験。STRATACACHE社における役割として、従業員コミュニケーションのグローバル実践リーダー。ゴーセ氏の仕事は、デジタルなインターナルコミュニケーションとビジュアルコミュニケーションの価値をマーケットと業界に啓蒙するのを手助けすることです。
掲載:特集、2016年6月、2015年5月 タグ:転職、キャリア開発、LinkedIn